🐟【道の駅 鹿島】道の駅に水族館があった(驚)有明海のアイドルとエイリアンが同居していました①〜佐賀の旅〜
こんにちは😊
旅する園芸屋二代目しんのすけです🌱
長崎・佐賀の道の駅めぐりの旅、まだまだ続いております🚙
前回は【道の駅 しろいし】でした🏣
泥つき蓮根が300円で袋いっぱい、家族全員から「もっと買っといて」が来た、あの回です(笑)💰
そして翌日行ったら第3水曜日の定休日で撃沈した回でもあります(涙)😭
あれは効きました✨
さて、今回です🙌
【道の駅 鹿島】です🚩
スタンプ番号は佐賀1🏣
佐賀県鹿島市にあります👍
白石町から有明海沿いに、ちょっと南へ下ったところですね🌊
で、いきなり結論から言わせてください😊
……ここ、水族館がありました(驚)🐠
道の駅に、水族館です🫧
ミニ、とは付いていますが、れっきとした水族館です🐠
いや、想定外にもほどがあります✨
しかも中身が本気すぎて、僕は写真を撮りまくってしまいました🙌
撮りすぎました👍
整理していたら、とても1記事に収まる量じゃなかったんです😊
……というわけで、3回に分けます(笑)😆
今回はその①です✨
ムツゴロウ、シオマネキ、ワラスボ、シモフリシマハゼ🐟
有明海の変わり者たちを、じっくりご紹介します🐚
🏣 スタンプ佐賀1・登録1994年……そしてついにアイコンが『濃い』
まずは恒例の、アプリチェックからいきます📱
道の駅めぐりアプリを開きました🛣️
鹿島(かしま)🙌
スタンプ番号は佐賀1です🚩
……1番😅
佐賀県の1番です👍
これ、けっこうグッときませんか😊
番号の若さって、だいたい登録の古さと連動しているんですよ✨
で、登録年を見てみたら、こうでした🔍
1994年🙌
……30年以上前(驚)🤔
そもそも道の駅という制度が始まったのが1993年です🏣
その翌年の登録ということは、ほぼ第一世代ということになります👍
道の駅界のご長老ですね🚩
前回の白石が2016年登録だったので、22年も先輩です😊
そして基本情報がこちら📱
住所は佐賀県鹿島市大字音成甲4427番地6✨
電話番号は0954-63-1768🙌
営業時間は9:00〜18:00👍
……季節で変わらない🤔
白石は冬と夏で1時間違いましたが、こちらは通年18時までです😊
シンプルでいいですね✨
駐車場は大型10台、普通車200台🅿️
……200台😅
これ、けっこうな規模ですよ🙌
しかも今回は大型の数字もちゃんと入っています(笑)😂
白石のときは大型が空欄でしたからね👍
そしてWebサイトのURLまで載っていました😊
ちゃんとした公式サイトがあるようです✨
さて、ここからが本題です🙌
僕がいつもチェックしている、施設一覧のアイコンです🔍
濃いのが『あり』、薄いのが『なし』👍
これまでの成績を思い出してください😊
山内……全部なし✨
うれしの まるく……全部なし🙌
しろいし……全部なし👍
……3連続で全滅です(笑)😆
もはや「濃いアイコンとは何だったのか」という境地に達しつつありました📱
で、鹿島のアイコンを見てみたんです🔍
……濃い(驚)😳
濃いんですよ😊
薄いのはATM、赤ちゃん休憩室、レストラン、カフェ、宿泊、温泉、キャンプ場あたり✨
でも展望台、博物館、ガソリンスタンド、EV充電、Wi-Fi、シャワー、遊具、インフォメーション、バリアフリー、売店が、はっきり濃い🏣
……半分以上が『あり』です🤔
僕は思わず画面を二度見しました📱
こんなに濃いアイコンを見たのは、この旅で初めてかもしれません🔍
特に驚いたのが博物館のアイコンです📱
道の駅に博物館……?🚩
と思っていたら、これがのちにミニ水族館として襲いかかってくるわけです(笑)🫧

アイコンは、嘘をついていませんでした🔍
いつも「情報が古いんじゃないか」と疑っていてすみませんでした🙌
そしてEV充電とWi-Fiが濃いのも地味に大きいです👍
キャンピングカー旅では、電気と通信は生命線ですからね🚙
30年前に登録された道の駅が、ちゃんと今の設備に更新されている🏣
……現役バリバリということです😅
🐟 売店とは別の建物……その2階に『ミニ水族館』がありました
駐車場に車を停めて、まずは売店を目指しました🚗
いつもの流れです😊
道の駅に着いたら、まず売店🚩
これが僕のルーティンです✨
……ですが、その前に目に入った建物がありました🪜
売店とは別の建物があるんです🏢
敷地内にもう一棟🙌
白い壁の、わりとしっかりした建物です🪜
「なんだろう、事務所かな」と思いながら近づきました👍
そして壁を見上げて、固まりました😳
黒い立体文字で、こう書いてあったんです😊
『ミニ水族館・交流スペース・学習室』📋
下に英語で『Mini Aquarium Community Space Study Room』とも✨
……水族館(驚)🐠
いま、水族館って書いてありましたよね🫧
道の駅の敷地に、水族館🐠
僕は一度、看板から目を離して、もう一度見ました✍️
やっぱり水族館でした🫧
Mini Aquarium🙌

英語で書いてあると、なんだか本格的に見えてくるから不思議です👍
しかもこの並び方が面白いんですよ😊
水族館と、交流スペースと、学習室📋
……公民館と水族館が合体している(笑)🐠
地域の人が集まる場所と、観光客が魚を見る場所が、同じ建物に入っている🏢
これ、すごく道の駅らしい発想だと思いませんか🏣
しかも場所は2階でした🪜
外付けの階段を上がっていく構造になっています🏢
看板の右下に、手すりがちらっと写っているのが見えると思います✍️
あそこを上がるわけです✨
……というわけで、売店はいったん後回しです(笑)🚩
買い物の前に、魚です🙌
僕は迷わず階段を上がりました🪜
ちなみに、ここで少し予習をしておきます👍
道の駅鹿島の目の前は、有明海の干潟なんです🌊
それも、ただの干潟じゃありません🐚
泥の干潟、いわゆる軟泥干潟です👽
さらさらの砂浜ではなく、足がずぶずぶ沈むタイプの泥地😊
あのガタリンピックが開催されるのが、まさにここです🌊
泥まみれになって競技をする、あのイベントですね✨
つまりこの道の駅は、干潟の真ん前に建っているわけです🏣
だから水族館があるんですよ🫧
目の前の海にいる生き物を、そのまま展示している🐠
……地産地消の水族館です(笑)🫧
この立地を理解してから中に入ると、面白さが倍増します🙌
👴 中に入ったら、おじいさんが何か作っていました
階段を上がって、扉を開けました🏢
……静かです🤔
水族館というと、暗くて、青くて、音楽が流れていて、というイメージがありますよね🐠
ここは違いました👍
明るくて、静かで、普通の部屋です😊
学習室と書いてあるだけあって、雰囲気は公民館に近い📋
そして入ってすぐのところに、人がいました✨
おじいさんです👴
たぶん、ここの方だと思います🙌
何やら机に向かって、作業をされていました👍
何かを作ったり、ものを書いたり😊
……めちゃくちゃ手作り感がある(笑)✍️
あとで気づくんですが、水槽に貼ってある説明の紙、あれも手作りなんですよ📋
パソコンで打った文章を印刷して、ラミネートして、水槽に貼ってある✍️
写真も自分たちで撮ったものが貼ってある✨
……もしかして、いま作っていたのはそれなんじゃないでしょうか😅
だとしたら、とんでもなく良いものを目撃したことになります🙌
そして奥のほうから、声が聞こえてきました👍
お母さんと、小さな男の子です👦
男の子が水槽に張り付いて、めちゃくちゃはしゃいでいる🥰
「おかあさん、これ見て!」という感じです😊
……いい光景です🤔
僕はこういうのに弱いんですよ✨
大きな水族館だと、子どもは大きな魚に行くじゃないですか🫧
イルカとか、サメとか、マンボウとか🙌
でもここにいるのは、地味な泥の魚たちです👍
ムツゴロウとか、ハゼとか、カニとか🐡
それでも子どもは大興奮している👦
むしろ、こういう小さくて身近な生き物のほうが、子どもは食いつくのかもしれません🥰
手が届きそうな距離にいるからでしょうね😊
園芸でも同じことを感じます🪴
子どもが夢中になるのは、珍しい花じゃないんですよ👦
ダンゴムシとか、カタツムリとか、双葉が出た瞬間とか🌱
身近で、自分にも見つけられるもの✨
……そういうものに、ちゃんと目が行くんですよね😅
さて、水槽です🐠
小さな水槽が、たくさん並んでいます🫧
大きな水槽がドーンとあるタイプではありません🐠
60センチくらいの水槽が、ずらっと列になっている感じです🫧
そして水槽ごとに、生き物と説明の紙がセットになっている📋
僕は一番手前の水槽から、順番に見ていくことにしました🐠
……ただし、正直に言います🤔
全部載せると、キリがありません(笑)😂
本当にたくさんあるんです🙌
なので、この記事では僕が気になったものだけを載せていきます👍
それでも3回に分かれるんですから、量はお察しください😊
🐡 一つ目:ムツゴロウとシオマネキ……『有明海の干潟のアイドル』
一番手前の水槽です🫧
水槽の正面に、説明の紙が2枚貼ってありました✍️
上がムツゴロウ、下がシオマネキ🪸
つまり、この水槽には2種類が同居しているわけですね🐠
干潟の再現水槽ということでしょう🫧
まずムツゴロウの説明から🐡
ハゼ科ムツゴロウ属、学名Boleophthalmus pectinirostris🪸
そして書き出しの一文がこれです✨
『有明海の干潟のアイドル』🐚

……アイドル(笑)😆
言い切りましたね🙌
でも、これは反論の余地がありません👍
確かに有名ですからね😊
有明海といえばムツゴロウ、ムツゴロウといえば有明海🐡
完全にセットで覚えられている生き物です✨
ご当地キャラにもなっているし、干潟の代名詞になっている🌊
知名度でいえば、間違いなくトップアイドルです🙌
そして説明の続きが、けっこう深い内容でした➡️
『体表に水色の斑点があり、目がハート型に見える』👍
……ハート型(驚)🤔
知りませんでした💡
ムツゴロウの目って、頭のてっぺんに飛び出してついているじゃないですか🪸
あれ、2つ並んでいるから、正面から見るとハートに見えるということらしいです📚
言われてみれば、確かに😊
……アイドルと名乗るだけの材料は揃っていました(笑)😂
さらにもう一文✨
『皮膚呼吸が出来るため陸上で生活できる』🐡
ここが、ムツゴロウの一番すごいところです🪸
魚なのに、陸で暮らしているんですよ🙌
エラだけじゃなくて、皮膚と口の中の粘膜で酸素を取り込める👍
だから干潮になって水が引いても、泥の上でぴょんぴょん跳ねていられる🐡
ただし、これには条件があります😊
体が濡れていることです✨
皮膚呼吸というのは、皮膚の表面の水に溶けた酸素を取り込む仕組みなので、乾いてしまうと呼吸できません🪸
だからムツゴロウは、しょっちゅう泥の水たまりに転がって体を濡らす🐡
……あの動き、意味があったんですね😅
そして胸ビレを手のように使って、泥の上を移動します🪸
魚のヒレで、這って歩くわけです🙌
進化の途中を見ているようで、僕はこれがものすごく面白い🧬
水から陸に上がろうとしている魚が、いま目の前にいるわけですから👍
実際の水槽の写真も撮ってきました🐠
泥を再現した浅い水槽で、水際に2匹並んでいます🫧

片方はこちらを向いていて、目がしっかり飛び出しているのが見えます😊
もう1匹は横向きで寝そべっている感じ✨
背びれの筋まで見えて、なかなか迫力があります🙌
そして下がシオマネキです🦀
スナガニ科シオマネキ属、学名Tubuca arcuata👋
説明の一文目がこれ👍
『オスは片方のハサミが大きい』🦀
……片方だけ🤔
これ、実物を見ると本当にびっくりします‼️
写真を見てください😊
ハサミが、体と同じくらいの大きさなんですよ👋

しかも左右で全然違う✨
片方は普通サイズなのに、もう片方が異様にでかい🙌
バランスがおかしいレベルです👍
で、この巨大なハサミを何に使うのかというと、説明に書いてありました🦀
『初夏にオスが求愛をするためにハサミを上下に振る』👋
……求愛(笑)🦀
戦いに使うんじゃないんですよ😊
メスへのアピールに使うんです✨
大きなハサミを、上下にぶんぶん振る👋
それを見たメスが「おっ、いいハサミだな」と寄ってくる、というわけです🦀
……完全にダンスです(笑)😆
しかも説明には、名前の由来まで書いてありました🌸
『その姿が潮を招いているように見えることからその名が付いたとされる』🙌
……潮招き👋
これ、知ったときに鳥肌が立ちました👍
干潟でカニが一斉にハサミを振っている🦀
その姿が、引いた潮を「戻っておいで」と手招きしているように見える😊
だからシオマネキ👋
……命名した人、詩人じゃないですか📚
日本語の名前って、たまにこういう美しいものがあるんですよね✨
園芸でも同じです🪴
ホトトギス、シャガ、ネジバナ、オオイヌノフグリ🌸
……最後のはちょっと気の毒ですが(笑)😂
見た目や仕草から名前を付けるという文化が、日本にはしっかりあります🙌
シオマネキは、その最高傑作のひとつだと思います🦀
ちなみに求愛が初夏というのも、ちゃんと理由があります👋
干潟の生き物は、水温と日照で繁殖期を決めているんです💡
気温が上がって、餌になる藻類が増える時期に合わせて子育てをする🌱
植物が春に芽を出すのと、まったく同じ理屈ですね🪴
……生き物は、みんな暦を持っているわけです😅
👽 二つ目:ワラスボ……『有明海のエイリアン』って書いてある(驚)
次の水槽に移りました🐠
説明の紙を見て、僕は止まりました📋
ワラスボ🦷
スズキ目ハゼ科ワラスボ属、学名Odontamblyopus lacepedii👽
そして、書き出しの一文がこれです👍
『その姿から有明海のエイリアンと呼ばれるハゼ科の魚類』🦷
……エイリアン(驚)👽
いま、エイリアンって書きましたよね🦷
公式の説明文でエイリアン呼ばわりです👽
さっきのムツゴロウはアイドルでしたよ🐡
同じ水族館の、同じ手作りの紙で、片方はアイドル、片方はエイリアン🦷
……扱いの差がすごい(笑)😆
僕は「なぜエイリアン?」と思いました😊
そして説明を読み進めて、理由が分かりました💡
『稚魚は他の魚同様に大きな目を持つが、成長するにつれ目が退化し、牙が発達し独自な見た目を形成する』👽

……目が退化して、牙が発達🦷
字面だけで、もう怖いです😱
大人になるにつれて、目が消えて、牙が生えてくる魚👽
そんなことある?😳
……で、実物を見ました🤔
水槽の中に、細長い魚が何匹かいました🫧
グレーというか、灰色っぽい体で、うなぎのように細長い✨
そして手前の1匹が、こちらを向いていたんです🙌
口が半開きになっていて、中が見えました👍
……牙🦷
びっしり生えています😊
口の中に、小さな鋭い歯がずらっと並んでいる✨
そして目は、どこにあるのか分かりません🙌

たぶん、痕跡程度に残っているんでしょうけど、見た目にはほぼない👍
……確かにエイリアン(笑)👽
納得しました📚
完全に納得しました💡
これは呼ばれても仕方ない見た目です😊
むしろ、よくこの名前で観光に使えているなと思います✨
さて、園芸屋として気になるのはなぜ目が退化したかです🦷
これ、生息環境を知ると、すべて腑に落ちます🔬
説明にこう書いてありました🙌
『国内では有明海奥部の軟泥干潟にのみ生息する』🐚
……有明海の奥にしかいない🌊
日本中でここだけ、ということです👍
そして軟泥干潟👽
さらさらの砂ではなく、どろどろの泥です😊
ワラスボはその泥の中に穴を掘って暮らしているんですよ🦷
……泥の中😅
真っ暗ですよね✨
目が、使えません🙌
使わない器官は、退化する👽
これが生き物の大原則です👍
洞窟に住む魚が目を失うのと、まったく同じ理屈ですね📚
そして目の代わりに何が発達するかというと、触覚と嗅覚です🧬
泥の中の振動や匂いで、餌を探す😊
見つけたら、あの牙でがっちり捕まえる🦷
……暗闇に最適化した結果が、あの顔だったわけです🤔
こう考えると、エイリアンどころか合理性のかたまりです👽
実は植物にも、まったく同じ現象があります🌿
ギンリョウソウという植物をご存じでしょうか🍃
別名ユウレイタケといって、真っ白な見た目の植物です🌿
あれは光合成をやめてしまった植物なんですよ🍃
暗い林床で、菌類から栄養をもらって生きる道を選んだ🌿
その結果、葉緑素が要らなくなって、真っ白になった🍃
……使わないものを捨てるという点で、ワラスボとまったく同じです🦷
生き物は、いらない機能を維持するコストを嫌います💡
目を作って維持するのだって、エネルギーが要りますからね✨
暗闇で暮らすなら、目より牙にコストを回したほうが生き残れる🧬
……ワラスボは、正しい経営判断をしているわけです(笑)👽
そして僕が一番気になったのが、説明の最後の一文です🙌
さんざんエイリアン扱いしておいて、締めがこれでした🦷
『風味が豊かで地元漁師から人気がある』🍶
……食べれるの?😋
いや、待ってください👍
目が退化して牙が生えたエイリアンを、食べるんですか(笑)👽
しかも風味が豊か😋
褒めてますよね、これ😊
完全に食材として評価している文章です✨
調べてみたら、本当に食べられていました💡
干物が定番だそうです📚
開いて干して、炙って食べる🍶
酒のつまみとして、地元では昔から親しまれているとのこと😋
味は出汁が濃くて、旨味が強いらしいです💡
……食べてみたい(笑)🤤
見た目で敬遠されがちですが、これは完全に珍味の世界ですね🍶
ちなみに、あとで売店を見たらワラスボ関連の商品が普通に売っていました🦷
そのあたりは、次回以降でたっぷりお話しします🛣️
水族館で見た魚が、1階で売られている🐠
……これぞ道の駅です(笑)🚩
😌 三つ目:シモフリシマハゼ……説明も実物もホッとします
エイリアンで消耗した心を、次の水槽が癒やしてくれました👽
シモフリシマハゼです😌
スズキ目ハゼ科チチブ属、学名Tridentiger bifasciatus📖
説明を読んでみます🙌
『陸上で生活している魚類を除けば付近の海岸や河口部で最も見ることが多い魚類』🐚
……普通(笑)😂
いいですね👍
アイドルでもエイリアンでもなく、ごく普通にたくさんいる魚🦷
この安心感たるや😌
そして次の一文が、また良いんです😊
『当館前の潮溜まりでも見ることができる』🫧
……当館前😅
この水族館の、目の前の潮だまりにいるということです🐠
展示している魚が、外に普通にいる🫧
……究極の地産地消じゃないですか(笑)😆
いや、でもこれ、めちゃくちゃ良い展示だと思うんですよ🐠
水族館で見て、外に出て、実物を探せる🫧
「さっき見たあの魚が、ここにいるんだ」という体験ができる✨
さっきの男の子も、きっとこのあと外で探すんでしょうね🥰
そして極めつけがこの一文です🙌
『好奇心旺盛で水面を覗くと向こうから近寄ってこちらを覗きこんでくる』👍
……覗きこんでくる(笑)😂
かわいすぎませんか😊
人間が水面を覗くと、魚のほうから寄ってくるんですよ😊
そして、こっちを見上げてくる✨
逆に観察されているわけです🙌
普通の魚は逃げますよ👍
影が差した瞬間に、さーっと散る😊
それがこの魚は、わざわざ近寄ってくる✨
……肝が据わっています🤔
名前の由来も書いてありました📚
『婚姻色が出たオスは頭部と腹面に霜が降りたように白点が散在する』🐟

……霜が降りたよう😅
だからシモフリなんですね🙌
これも美しい名前の付け方です👍
さっきのシオマネキといい、日本の魚の名前は本当に情緒があります🦀
さらに『特徴的な縞模様からトラハゼとも呼ばれる』とも😌
霜降りで、虎🐟
……急に強そうになった(笑)😆
実物の写真も撮ってきました😊
水槽の底に敷いてある貝殻まじりの砂の上に、網のような構造物があります🐠
その網の中に、ぴたっと収まっている1匹がいました✨

茶色っぽい体に、黒っぽい縞🙌
そして大きな目👍
……ワラスボのあとに見ると、目があるだけで安心します(笑)👽
しかも、この写真をよく見ると、こちらを見ているんですよ😊
網の陰から、じっとこちらを窺っている✨
説明にあった「覗きこんでくる」が、そのまま写真に写っていました🙌
……本当にそういう魚でした🤔
ちなみにチチブ属というのは、日本の河口部でごく普通に見られるハゼの仲間です😌
汽水域といって、海水と淡水が混ざる場所を好みます🌊
有明海の奥は、筑後川をはじめ大きな川がたくさん注いでいますから、まさに汽水の宝庫なんですよ🐚
塩分が薄まったり濃くなったりする、環境の変化が激しい場所です🧂
そこで暮らせるということは、環境の変化にめちゃくちゃ強いということ👍
だから「最も見ることが多い魚類」なんですね😊
これ、植物でいうと雑草の強さと同じ話です🌿
珍しい山野草は、環境が少し変わるだけで枯れます🥀
でもスギナやドクダミは、どこでも生えてくる🌱
環境の幅が広い生き物が、結局いちばん増える✨
……生態系の真理ですね💡
そしてもうひとつ、園芸屋として思ったことがあります🪴
この水族館、説明文がめちゃくちゃ良いんですよ🫧
学名から始まって、生態、名前の由来、そして「当館前で見られる」という一言🌸
しかも手作りのラミネート✍️
……愛が重い(笑)😂
いい意味でです🙌
これ、書いた人が絶対に生き物好きです👍
入口にいたおじいさんの顔が浮かびました✍️
たぶん、あの方が書いているんじゃないでしょうか😊
そう思いながら見ると、紙の1枚1枚が急に愛おしくなってきます✨
🌱 園芸屋の豆知識:有明海の干潟に生える植物『シチメンソウ』
さて、ここからは園芸屋の本領発揮です🌱
水族館で干潟の生き物をさんざん見てきたわけですが、僕がずっと考えていたことがあります🐠
あの泥の上に、植物は生えているのか、ということです🪸
生えているんですよ、これが🙌
しかも、とんでもない植物が🍃
シチメンソウといいます🌾
漢字で書くと七面草🪴
ヒユ科マツナ属の一年草で、学名をSuaeda japonicaといいます🌾
この学名のjaponica、つまり日本のという名前がついている通り、日本の固有種です🛡️
そして国内で本格的な群生が見られるのは、ほぼ有明海の沿岸だけ🌊
特に佐賀市東与賀町の干潟が有名で、シーズンには観光客がわんさか来ます🪴
……ワラスボと同じですね🦷
有明海の奥にしかいない生き物と、有明海の奥にしか生えない植物🐚
この海は、本当に特別な場所なんだなと思います👍
なぜ七面草という名前なのか🌾
これがまた、日本語の命名文化の話につながります📚
シチメンソウは、季節によって色が変わるんですよ🪴
春から夏は緑😊
秋が深まるとだんだん赤紫に染まっていく🍁
そして11月ごろ、干潟一面が真っ赤になります🔴
その変化する様子を、七面鳥の顔が色を変えることになぞらえた✨
それで七面草です🌾
……また命名した人が詩人でした(笑)🌸
地元では海の紅葉と呼ばれています🪴
干潟が真っ赤に染まるわけですから、確かに紅葉です🍁
僕はまだ実物の群生を見たことがありません🌏
今回は2月の旅でしたから、完全に時期外れでした🙌
……これは、11月にもう一度佐賀に来いということでしょうか😅
正直、来たいです👍
ここからが園芸屋として一番面白いところです🪴
シチメンソウは塩生植物(えんせいしょくぶつ)といって、塩水に浸かる場所で育つ植物です🌾
普通、植物に塩水をやったら枯れます😅
完全に枯れます🥀
理由は浸透圧です🌊
植物が根から水を吸えるのは、根の中のほうが外の土より濃いからなんですよ🌿
濃いほうに水が移動する、という物理の法則で吸っている➡️
ところが土が塩で濃くなると、この関係がひっくり返ります😊
根から水が逆に吸い出される✨
これが塩害で枯れる正体です😅
水不足で枯れるのと、実は同じ現象なんですよ🥀
畑に海水が入ると何年もダメになるのは、これが理由です📚
ではシチメンソウはどうやって生きているのか🪴
答えは自分の体をもっと濃くするです🙌
根から入ってきた塩を、そのまま葉っぱの中に溜め込むんですよ👍
体液の濃度を、外の海水より濃くしてしまう😊
そうすれば、水はちゃんと内側に入ってくる✨
塩と戦うのではなく、塩を利用する🙌
……発想の転換がすごい🤔
ワラスボが目を捨てて牙にコストを回したのと、同じ匂いがしませんか👽
環境に文句を言わずに、自分の作りを変えたほうが早い👍
生き物は、みんなこの判断をしているわけです😊
そしてシチメンソウの葉がぷっくり多肉質なのも、これが理由です🌾
塩を溜めるには、薄い葉じゃ足りない✨
だから水分と塩を貯めるタンクとして、葉が肉厚になった🙌
見た目がアイスプラントに似ているんですが、あれも塩生植物の仲間です🪴
スーパーで売っているアイスプラントの、あのプチプチした粒🌾
あれ、実は余分な塩を閉じ込めている袋なんですよ💡
知って食べると、ちょっと感動します👍
ここまでの仕組みを、図にまとめるとこんな感じです📝

では、育てられるのか🌱
ここが園芸屋として一番聞かれそうなところですよね🪴
結論から言うと、鉢で育てるのはかなり難しいです🌱
不可能ではありませんが、条件がシビアです😊
もし挑戦するなら、という前提で書いていきます✨
育て方のポイントを、先に図にまとめておきます📝

①タネの入手と播きどき🌱
シチメンソウは一年草なので、毎年タネから始まります🪴
秋に赤くなって、そのまま枯れて、タネを落として一生を終える🔴
そしてタネは春、3月から4月に発芽します🫘
東与賀では保全活動をしている団体があって、タネを配布していることがあります🌾
絶対にやってはいけないのが、現地で勝手に採ることです🛡️
あそこは保全地区ですし、一時期は激減して大騒ぎになった植物です🍃
園芸屋として、これは強く言っておきます🪴
②用土🪴
普通の培養土では、まず無理です🧱
必要なのは水はけが悪くて、常に湿っている土🙌
干潟の泥を再現するわけですから、園芸の常識とは真逆です🌊
僕なら荒木田土(あらきだつち)を主体にします🪴
田んぼの土で、睡蓮鉢やビオトープに使うやつです💧
それに赤玉土の小粒を2割ほど混ぜて、少しだけ構造を作ってやる🧱
腐葉土は入れません🪴
有機物が多いと水の中で腐って、根が傷みます👍
③水やり……ではなく水管理🚿
鉢底に穴を開けず、腰水(こしみず)で常に水を張った状態にします💧
睡蓮鉢か、大きめのプラ舟に鉢ごと沈めるイメージです🚿
そして、ここが肝心なんですが塩水が要ります🧂
といっても、いきなり海水濃度にしてはいけません😊
発芽から初期はほぼ真水で、成長に合わせて少しずつ塩分を上げていく🌊
海水の3分の1程度が目安と言われています✨
水1リットルに対して塩を10グラムちょっと、くらいの薄さです🙌
食塩ではなく海水の素(熱帯魚屋で売っている人工海水)を使うほうが安全です🧂
食塩は塩化ナトリウムだけですが、海水にはマグネシウムやカルシウムも入っていますから🌊
そして水は必ず蒸発します💧
蒸発すると、塩は残ります🚿
つまり放っておくと、どんどん濃くなって最後は自滅します😅
足し水は必ず真水でやってください💧
これ、塩生植物を枯らす人の一番多い失敗です🪴
④置き場所👍
直射日光がガンガン当たる場所一択です☀️
干潟には日陰がありません🐚
半日陰で育てると、ひょろひょろに徒長して、秋になっても赤くなりません🍁
あの赤は、強い光を浴びた結果として出る色です🌞
紅葉と同じ理屈で、アントシアニンという色素が作られる🔴
日照が足りないと、色素が作られないんですよ☀️
せっかく育てても緑のまま終わったら、あまりにもったいない🌱
⑤肥料🧪
ほとんど要りません😊
というより、やらないほうがいいです✨
干潟はもともと栄養が豊富な場所ですし、肥料をやると水が富栄養化して藻が大発生します🌿
どうしても元気がないときだけ、液肥をごく薄く、それも1回きり🧪
塩生植物は、ハングリーなくらいがちょうどいいです🌿
⑥失敗しやすいポイント🥀
正直に言うと、僕は塩生植物で何度か失敗しています🌾
一番やらかしたのが、さっき書いた塩分濃度の上がりすぎ😅
夏に旅行に出て、帰ってきたら水がほとんど飛んでいて、白い塩が縁に浮いていました🙌
植物は当然、真っ茶色🥀
……あれは学びました😅
次に多いのが冬に持ち越そうとする失敗です😅
一年草なので、秋に赤くなって枯れるのが正常な姿なんですよ🍁
それを「枯れた、大変だ」と焦って水をやり続けても、もう戻りません🥀
枯れるのは失敗ではなく、完走です😅
タネを採って、来年播く🌱
これが正しい付き合い方です👍
そしてもうひとつ、蚊😊
水を張りっぱなしにするので、ボウフラが湧きます🦟
メダカを1匹入れておくと解決します🐟
……ただし塩水なので、メダカも塩分に慣らす必要があります🦟
そこまでやるなら、もう小さな有明海を作る気持ちでやったほうが楽しいです🌊
もっと手軽に塩生植物を楽しみたい人へ🪴
ここまで読んで「無理だな」と思った方、正解です(笑)😆
シチメンソウは、正直かなり上級者向けです🌾
同じ雰囲気を手軽に味わうなら、断然アイスプラントをおすすめします🪴
これ、普通の培養土で、普通の鉢で育ちます🧱
タネもホームセンターに売っています🫘
春か秋に播いて、日当たりに置いておけば勝手に育つ🌞
そして収穫の3週間くらい前から、薄い塩水をやる🧂
これだけで、あのプチプチした粒がしっかり出て、ほんのり塩味の葉っぱが食べられます✨
塩をやると味が付く野菜、というのが面白いじゃないですか🙌
塩生植物の仕組みを、自分の舌で確認できるわけです🌾
お子さんの自由研究にも、これは強いです🌱
塩をやると育つ植物があるって、大人でも驚きますからね🌿
あとはハマボウもいいです🪴
こちらは有明海の河口にも自生する低木で、夏に黄色い花が咲きます🐚
ハイビスカスの仲間なので、花が完全に南国の顔をしている👍
塩にも強いですが、普通の庭土でも育つので、園芸屋としては扱いやすい部類です🪴
海辺の植物に興味が出たら、まずはこのあたりから入るのがいいと思います🍃
……水族館の記事で、ここまで植物の話をするとは思いませんでした🫧
でも、有明海という場所は生き物も植物も本当に特殊なんですよ🌊
泥と塩という、普通なら生き物を寄せ付けない条件😊
そこに全振りで適応したやつらだけが集まっている🧬
ワラスボも、シチメンソウも、やっていることは同じです🌾
みんなに好かれる場所を狙わずに、誰も来ない場所を独占する✨
……これ、商売にも言えますね🤔
うちみたいな根付き植物専門の小さい店が生き残っているのも、たぶん同じ理屈です(笑)💡
📝 今回のまとめ
というわけで、【道の駅 鹿島】のミニ水族館①でした🐠
スタンプ番号は佐賀1です🏣
今回のポイントを整理します🙌
①アイコンがついに濃い……3連続全滅の記録がストップしました🏣
②売店とは別棟の2階に水族館……『ミニ水族館・交流スペース・学習室』です🐟
③ムツゴロウ……有明海の干潟のアイドル、目がハート型で皮膚呼吸ができます🐡
④シオマネキ……オスだけ片方のハサミが巨大、それを振って求愛します🦀
⑤ワラスボ……有明海のエイリアン、目が退化して牙が発達、しかも美味しいらしい👽
⑥シモフリシマハゼ……普通にたくさんいて、向こうから覗きこんでくる魚😌
……情報量が多い😅
これでもまだ3分の1です(笑)😂
道の駅の水族館だから、正直なところ「金魚とメダカくらいかな」と思っていたんですよ🫧
完全に舐めていました👍
有明海という特殊な海に特化した、ちゃんとした展示でした🐚
しかも全部、目の前の海にいる生き物です😊
今回いちばん刺さったのは、やっぱりワラスボですね🦷
アイドルとエイリアンが同じ館内に並んでいる時点で、この水族館は勝ちです👽
そして名前の付け方が面白かった✨
潮を招くからシオマネキ👋
霜が降りたようだからシモフリ🙌
……日本語って、やっぱり美しいです🤔
園芸をやっていても、この感覚にはよく出会います🌱
ネジバナは花がねじれて咲くから📚
ヒガンバナは彼岸に咲くから🌸
オジギソウは触るとお辞儀するから📚
見たまま、感じたままを名前にする👍
観察した人の驚きが、そのまま名前になって残っているわけです😳
これ、すごいことだと思いませんか😊
何百年も前の誰かが干潟でカニを見て「潮を招いてるみたいだな」と思った🦀
その気持ちが、いまも名前として生きている✨
……ロマンです😅
🔜 次回予告
さて、次回です🛣️
【道の駅 鹿島のミニ水族館・交流スペース・学習室②】をお届けします📋
そうです、まだ3分の1です(笑)📚
水槽は、まだまだ並んでいます🐠
有明海には、今回ご紹介した以外にも変わった生き物がたくさんいるんですよ🌊
引き続き、僕が気になったものを載せていきます➡️
……また長くなる予感しかしません(笑)😆
ちなみに、この建物には交流スペースと学習室もあります✍️
水族館だけじゃないんですね🫧
そのあたりも追い追いご紹介できればと思います🙌
そして最終的には、1階の売店にも降ります🚩
ワラスボが待っているはずですからね(笑)🦷
次回も、ぜひお付き合いください🛣️
それでは、また次の記事でお会いしましょう👍
旅する園芸屋二代目しんのすけでした🪴
旅をした時に見かけた植物を園芸屋とゆう目線で楽しく紹介していこうと思います。
「一般的に紹介されている育て方をすると育たない」
とゆう声を聞いてブログを始めました
