🐟【道の駅 鹿島】ハゼだらけ(笑)と思ったら幻の魚と上皇さまゆかりのハゼまでいた(驚)ミニ水族館③〜佐賀の旅〜
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こんにちは😊
旅する園芸屋二代目しんのすけです🌱
長崎・佐賀の道の駅めぐりの旅、まだまだ続いております🚙
前回は【道の駅 鹿島】のミニ水族館②でした🐠
メナダもオニオコゼもタコクラゲも、みんな旬は夏🐟
2月に来た僕は、旬の魚をひとつも食べられませんでした❄️
……そう、旬の魚を食べられなかったヤツです(笑)☀️
今回はその続き、③です➡️
そしてミニ水族館編は、ついに最終回です🫧
……たぶん、じゃなくて、本当に最終回です(笑)😆
今回ご紹介するのは、この6つです✨
ウロハゼ🕳️
トサカギンポ🐓
トビハゼ🐸
ヤマノカミ🏔️
トウヨシノボリ🏞️
ヌマチチブ🐟
……気づきましたか😅
ハゼが多い(笑)🐟
ウロハゼ、トビハゼ、ヨシノボリ、チチブ💧
名前にハゼが付いていないものも、半分くらいはハゼの仲間です😌
前回までのムツゴロウもワラスボもシモフリシマハゼも、ぜんぶハゼの仲間でした🐟
この水族館、実はハゼ水族館なんじゃないかと思い始めています(笑)🐠
でも今回は、ハゼだけでは終わりません😌
幻の魚が出てきます💎
そして、まさかの上皇さまのお名前も出てきます(驚)🙇
最終回にふさわしい、濃いラインナップです🙌
🐟 一つ目:ウロハゼ……再びハゼです(笑)
最初の水槽です🫧
砂の上に、じっと寝そべっている魚がいました👍
……ハゼです🐟
再びハゼです(笑)😌
写真を見てください😊

砂の上にぺたっとお腹をつけて、岩の手前で休んでいます✨
まだら模様の体に、大きな胸ビレ🐡
そして、ちょっと受け口気味の大きな口🙌
いかにもハゼ、という顔をしています🐟
説明の紙を見ると、ウロハゼと書いてありました🌳
ハゼ科ウロハゼ属🕳️
学名はGlossogobius olivaceus🔬

そして一文目がこれです👍
『大型のハゼで食用にもなる』📏
……大型🤔
いや、ちょっと待ってください😊
目の前のウロハゼ、他のハゼとそんなに変わらない大きさなんですけど(笑)💪
大型と言われても、正直ピンときません✨
もっと大きくなるのかな?🤔
気になったので調べてみると、大きいものだと20センチくらいになるそうです📏
ハゼの仲間で20センチというのは、確かに大きい部類です💪
この水槽の子は、まだ若いのかもしれませんね🐠
伸びしろしかない(笑)📏
そして食用にもなる🥢
……また食べられる魚が出てきました😅
有明海の水族館、どの魚にも「食べられる」と書いてある気がします(笑)🫧
説明の続きです🛣️
『ウロとは洞窟などを意味する言葉であり、岩の間や窪みなどに隠れて生活する姿からその名が付いたとされる』🌳
……ウロ🤔
これ、園芸屋にはすごく馴染みのある言葉なんですよ🪴
古い木の幹に、ぽっかり空いた穴🙌
あれをうろと言います🕳️
漢字で書くと洞👍
大きな古木だと、人が入れるくらいのうろが空いていることもあります🌳
フクロウやリスが巣にしたり、中に別の植物が根を下ろしていたりする🌿
木にとっては傷なんですが、森の生き物にとっては大事な住まいなんです😊
岩のうろに住むハゼと、木のうろに住む動物🕳️
……海でも森でも、穴があったら誰かが住む(笑)🌳
生き物って、本当に隙間が好きですね🕳️
🐓 二つ目:トサカギンポ……貝からひょこっと、かわいすぎる(笑)
次の水槽です🐠
貝殻がたくさん入った水槽でした🐚
……と思ったら、その貝殻の中から顔が出ている👀
写真を見てください✨

貝からひょこっと顔を出しているんです(笑)🐚
しかも、頭のてっぺんにトサカみたいなヒラヒラが付いている😆
大きな目で、ちょっと上を向いて、何かを見ている🙌
……かわいい😊
これはずるいです👍
この顔で貝から出てこられたら、誰でも足を止めます👀
説明の紙を見ると、トサカギンポと書いてありました🐓
イソギンポ科ナベカ属🏃
学名はOmobranchus fasciolatoceps📖

……ナベカ属🔬
あれ、どこかで見た気がしませんか😊
そうです、前回のイダテンギンポと同じナベカ属なんです💨
ずんぐりむっくりなのに韋駄天で、しかも犬歯を持っていた、あの子の親戚です🏃
そう言われると、顔つきがなんとなく似ています✨
説明の続きを読みます➡️
『貝やカキ殻を好んで住居にする』🦪
……またカキ殻(笑)🪨
イダテンギンポもカキ殻の付いた岸壁に住んでいました💨
ナベカ属の皆さんは、カキ殻が大好きなようです🦪
前回、カキ殻は砕くとカキ殻石灰になって畑で使える、という話をしました🪨
畑では土を守るカキ殻が、海では魚の家になっている🦪
園芸屋としては、なんだか親近感がわいてきます🌱
『暖かくなると当館前の潮溜まりでも稀にみられる』🫧
……当館前😅
この水族館の目の前の潮溜まりで、たまに見られるそうです🐠
暖かくなったら、ですけどね🙌
……2月の僕には無理でした(涙)😭
そして最後の一文👍
『黄色と暗色の縞模様と名前通りの頭のトサカが特徴』😆
説明の通り、体にはくっきり縞模様が入っています🦓
写真でも、首のあたりに縞がはっきり見えますよね👀
そして、このトサカが、かわいさをさらに増しているんです(笑)🐓
ニワトリのトサカみたいに、頭の上にぴょこんと立っている😆
縞模様のシャツを着て、トサカのヘアスタイルをキメて、貝のお家から顔を出している🐓
……完全に、おしゃれな小学生です(笑)😆
見たまま命名シリーズ、今回も健在でした🌸
🐸 三つ目:トビハゼ……ムツゴロウとどこが違うのか分からん(笑)
次の水槽です🫧
水の少ない水槽の中で、岩の上に何かが乗っていました🐠
……ムツゴロウ?🪸
いや、ムツゴロウは①で見ました🐡
説明の紙を見ると、トビハゼと書いてありました🐟
ハゼ科トビハゼ属🐸
学名はPeriophthalmus modestus📖

そして説明の一文目がこれです😊
『ムツゴロウとよく似ているが、大きさが指一本程度しかない事、白と黒の縦縞模様で見分ける事が出来る』🪸
……ムツゴロウとよく似ている🐡
説明を書いた人も、似ていると認めています(笑)😂
正直に言います✨
ムツゴロウとどこが違うのか、よく分かりません(笑)🪸
飛び出した目🙌
胸ビレを手のように使って、岩にしがみつく姿🐡
水から出て、陸の上でじっとしているところ👍
全部そっくりです😊
見分けるポイントは2つ✨
まずは大きさ🙌
トビハゼは指一本くらいしかない🐟
ムツゴロウはもっと大きいです🪸
そしてもうひとつが模様👍
写真を見てください😊

体に、白っぽい縞が何本も入っているのが分かると思います🦓
ムツゴロウは青い水玉模様でしたから、ここで見分けるわけですね🐡
……言われてみれば、確かに違います🤔
言われなければ、絶対に分かりません(笑)😆
そして僕が気になったのは、そこじゃないんです✨
このお腹です🙌
もう1枚の写真を見てください👍

岩の上に乗って、ボテッとしたお腹をぺたんとくっつけている(笑)🥰
しかも口の形が、なんとも言えない😆
への字でもないし、笑っているわけでもない😊
ちょっとだけとぼけたような、なんとも言えない愛くるしさがあるんです(笑)🥰
ずっと見ていられます✨
説明の最後の一文がこれでした🙌
『泳ぐ事が苦手で岸際を好む』🏊
……魚なのに、泳ぐのが苦手(笑)😅
もう、魚としてのアイデンティティが揺らいでいます🏊
でも、だから陸に上がって岩の上でくつろいでいるわけですね👍
泳ぐより、歩くほうが得意な魚😅
①でムツゴロウを見たときも書きましたが、水から陸へ上がろうとしている途中の魚を見ているようで、本当に面白いです🪸
ちなみにトビハゼは、有明海だけでなく東京湾の干潟でも見られるそうです🐸
ムツゴロウは日本だと有明海と八代海くらいにしかいませんが、トビハゼはもっと広く分布している🐡
見た目はそっくりでも、住んでいる範囲は全然違うんですね😊
……ムツゴロウは地元のアイドル、トビハゼは全国区のタレント、という感じでしょうか(笑)🪸
🏔️ 四つ目:ヤマノカミ……山の神といえば駅伝ですが、幻の魚でした(驚)
次の水槽です🫧
砂利の上に、何匹かの魚がじっと並んでいました✨
岩みたいな色と模様で、よく見ないと石と見分けがつきません🙌
説明の紙を見ると、ヤマノカミと書いてありました🐟
……山の神🏃
山の神といえば、僕はどうしても箱根駅伝を思い浮かべてしまいます(笑)🏔️
5区の山登りで、とんでもない走りを見せた選手が「山の神」と呼ばれる、あれです🏃
お正月にテレビの前で「すごいな〜」と言いながら見ている、あの山の神🏔️
……でも、目の前にいるのは、砂利の上でじっとしている魚です😅
全然、山を駆け上がりそうにない(笑)🏃
カジカ科ヤマノカミ属🏔️
学名はTrachidermus fasciatus🔬

そして、説明の一文目を読んで、僕は固まりました😳
『日本では有明海の中でも奥部にしか生息していない希少種』✨
……希少種💎
そして次の一文👍
『TVでは幻の魚として特番が組まれるほどで当館の展示生物の中で最も珍しい魚種だと思われる』✨
……最も珍しい(驚)💎
ムツゴロウより、ワラスボより、全身オレンジのオニオコゼより👹
この水族館で一番のレアものが、このヤマノカミなんです🐟
幻の魚ですよ✨
テレビで特番が組まれるほどの💎
それが、道の駅の2階の水槽に、何匹も並んでいる🏣
……とんでもないものを見てしまった🤔
正直に言うと、ここで僕のテンションは一気に上がりました😊
というのも、僕は希少植物を扱っている園芸屋なんです😅
だから希少種とか珍しいという言葉に、ものすごく敏感なんですよ✨
説明の紙にその文字があるだけで、目が勝手に止まってしまう📋
……職業病かな?(笑)🌿
写真を見てください✨

手前に、ヤマノカミが何匹か並んでいます🏔️
岩のようなゴツゴツした頭に、大きな胸ビレ🐡
体には、茶色と白のまだら模様🙌
そして、じっと動かない👍
幻の魚の風格というか、貫禄があります💎
同じ水槽にいた、茶色っぽい一匹も撮ってきました🐠

大きな目で、じっとこちらを見ています😊
……幻の魚と目が合いました(笑)✨
ちなみにヤマノカミは、絶滅危惧種にも指定されているそうです🐟
日本で見られるのは有明海の奥とそこに注ぐ川だけ🌊
川で育って、冬になると海へ下りて卵を産む、という暮らし方をしているそうです💡
川と海の両方がきれいでないと生きていけない魚なんですね✨
だから、川がせき止められたり、干潟の環境が変わったりすると、すぐに数が減ってしまう🐚
これ、希少植物とまったく同じなんですよ😅
生きていける場所が限られている生き物ほど、環境の変化に弱い🙌
①で書いた、珍しい山野草は環境が少し変わるだけで枯れてしまう、という話と一緒です🪴
だからこそ、こうやって水族館で大事に飼われて、見せてもらえるのはありがたいことです🥰
僕も希少植物を扱う身として、背筋が伸びる思いでした📚
🏞️ 五つ目:トウヨシノボリ……淡水のハゼでした(驚)
次の水槽です🫧
ここは、これまでとちょっと雰囲気が違いました👍
底に敷いてあるのが、ゴツゴツした川の石なんです🏞️
写真を見てください😊

石の上に、ハゼっぽい魚がちょこんと乗っています😌
……ちょっとピンボケなのは許してください(笑)📷
照明が青っぽくて、なかなかピントが合わなかったんです😅
説明の紙を見ると、トウヨシノボリと書いてありました💧
ハゼ科ヨシノボリ属🏞️
学名はRhinogobius sp. OR📖

そして一文目✨
『淡水性のハゼ、ヨシノボリの一種』💧
……淡水(驚)🏞️
ハゼって、海か河口にいるイメージだったんですよ🐟
ここまでずっと、有明海の干潟のハゼを見てきましたからね🌊
でも、川に住むハゼもいるんですね😌
知りませんでした📚
ちなみにヨシノボリという名前は、葦(ヨシ)に登るほど、流れのある場所を上っていく力が強いことから来ている、という説があるそうです💧
お腹の吸盤で石にくっつきながら、川を上っていくんだとか🏞️
……見たまま命名シリーズ、ここでも健在です(笑)📚
説明の続きです🛣️
『鹿島市の中木場ダム付近の渓流で採取した野生個体である』💧
地元・鹿島の川で採ってきた、野生の子なんですね🙌
『中木場ダム付近は自然豊かで美しい清流があるので夏はぜひ足を運んで頂きたい』🏞️
……夏(涙)😢
また出ました、夏です👍
これを読んだ瞬間、僕は思いました😊
もしかして、この時期は居ないんでしょうか?(涙)😭
前回あれだけ「旬は夏」を連発されたので、完全に夏アレルギーになっています(笑)🗓️
でも、よく読んだら違いました✨
これは「夏は川遊びにぜひ来てね」という、鹿島の観光案内なんですよ💧
トウヨシノボリは、たぶん1年中ちゃんと川にいます🏞️
夏に清流で水遊びをしながら、石の下のヨシノボリを探す💧
……めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか😅
また夏に来る理由が、ひとつ増えました(笑)☀️
メナダの刺身を食べて、オコゼに挨拶して、中木場ダムで川遊び🏞️
夏の鹿島、予定がどんどん埋まっていきます🙌
🪴 六つ目:ヌマチチブ……割れた植木鉢から顔を出す、上皇さまゆかりのハゼ(驚)
そして最後の水槽です🐠
……ここで、園芸屋の僕は思わず二度見しました👀
写真を見てください👍

水槽の中に、割れた植木鉢が沈めてあるんです(笑)🪴
しかも、あの茶色い素焼き鉢です🧱
そして、その隙間から魚が顔を覗かせている🫣
……園芸屋の目の前で、植木鉢から顔を出すとは(笑)🪴
これはもう、僕に見つけてもらうために待っていたとしか思えません😊
説明の紙を見ると、ヌマチチブと書いてありました🗾
ハゼ科チチブ属🐟
学名はTridentiger brevispinis🔬

……チチブ🗾
チチブといえば、僕はまず埼玉県の秩父が頭に浮かびました🐟
関係あるのでしょうか?😳
気になって調べてみたんですが、名前の由来ははっきりしないそうです🌸
秩父と関係があるのかどうかも、よく分かりませんでした🗾
……分からないことが分かった、ということにしておきます(笑)😂
そして、説明の一文目を読んで、僕は背筋が伸びました🙇
『上皇さまが研究なさったことで有名なハゼ科の魚類』📚
……上皇さま(驚)🙇
上皇さまが、ハゼの研究者でいらっしゃることは有名なお話です📚
長年にわたってハゼの分類を研究され、新種の発表や、たくさんの論文も書かれています🙇
その研究の中に、このチチブの仲間も含まれていたんですね🐟
こういう研究もなさっておられるのですね✨
お忙しいご公務の合間に、地道に研究を続けてこられた📚
本当に頭が下がります🙇
……僕も頑張らねば(笑)😆
園芸の世界でも、植物の名前や分類は、たくさんの研究者が地道に積み上げてきたものです📚
僕たちが当たり前のように使っている植物の名前も、誰かが一つひとつ調べて、決めてきたもの💡
そう思うと、説明の紙に書いてある学名ひとつにも、重みを感じます✍️
説明の続きです➡️
『市内の川を覗けば内陸部には本種が、河口部に行くにつれ同じチチブ属のシモフリシマハゼが多くなる』🐟
……シモフリシマハゼ😌
①で最後に紹介した、あの魚です🙌
霜が降りたような白い点がある、向こうから覗きこんでくる魚👀
あの子と、このヌマチチブは同じチチブ属の親戚だったんですね🗾
川の上のほうにはヌマチチブ、河口に近づくとシモフリシマハゼ🐟
親戚同士で、ちゃんと住み分けをしている👍
……しかも、どちらも覗きこんでくるという共通点があります(笑)🫣
①のシモフリシマハゼは網の陰から😌
③のヌマチチブは植木鉢の陰から🐟
チチブ属の皆さんは、覗くのがお好きなようです🗾
🌱 園芸屋の豆知識:割れた素焼き鉢の再利用と、清流の山野草『ダイモンジソウ』
さて、園芸屋の豆知識のコーナーです🌱
今回は、ヌマチチブが顔を出していた割れた素焼き鉢から始めさせてください🐟
だって、水族館で植木鉢を見つけてしまったんですから(笑)🧱
①割れた鉢は捨てないで🪴
植木鉢を割ってしまったとき、みなさんはどうしていますか🧱
そのまま捨てている方、ちょっと待ってください😊
素焼き鉢のかけらは、園芸では立派な資材になるんです🪴
昔から使われているのが、鉢かけ(はちかけ)という使い方です🧱
鉢の底の穴に、かけらを内側からふたをするようにかぶせる🪴
こうすると、水は抜けるけど土は流れ出ない✨
しかも、ナメクジやダンゴムシが底の穴から入り込むのも防いでくれます🐌
今は鉢底ネットを使う方が多いですが、昔の園芸家はみんな割れた鉢でこれをやっていました🧱
うちの店でも、割れた鉢はバケツに集めてとってあります🪴
大きなかけらは鉢かけに、小さく砕いたものは鉢底石の代わりに🧱
園芸屋は、割れた鉢を捨てないんです(笑)🪴
そして今回、鹿島の水族館で新しい使い方を教わりました🫧
魚の隠れ家です🙌
素焼き鉢のかけらは表面がざらざらしていて、小さな穴がたくさん空いています🧱
だから水の中でもコケや微生物が付きやすく、魚にとって落ち着く場所になる😌
メダカや金魚を飼っている方は、ぜひ試してみてください🐟
②素焼き鉢は山野草と相性がいい🪴
素焼き鉢のいいところは、鉢の壁から空気と水が出入りすることです🧱
低い温度で焼いてあるので、目に見えない小さな穴がたくさん空いているんですよ👍
だから土の中が蒸れにくく、根腐れしにくい🌬️
鉢の表面から水が蒸発するときに熱を奪うので、夏でも鉢の中が熱くなりにくい、という利点もあります💧
この性質が、とくに山野草と相性抜群なんです🪴
山野草は、山の中の風通しのいい場所に生えている植物がほとんどです💨
だから、蒸れと根腐れが大の苦手🌬️
素焼き鉢は、その弱点をカバーしてくれるわけです🪴
ただし、素焼き鉢には乾きやすいという欠点もあります💧
水が壁から抜けていくので、プラスチックの鉢よりずっと早く土が乾く😊
乾燥に弱い植物を植えるときは、水やりをこまめにしてあげる必要があります🚿
鉢かけと素焼き鉢のポイントを、図にまとめるとこんな感じです📝

……さて、この「乾燥に弱い山野草」の代表選手が、今回ご紹介したい植物です💧
③清流の岩場に咲く『ダイモンジソウ』🌸
トウヨシノボリの説明に、中木場ダム付近の美しい清流とありました💧
清流、渓流と聞いて、園芸屋の僕がまず思い浮かべる山野草があります🌱
ダイモンジソウ(大文字草)です🤍
ユキノシタ科ユキノシタ属の山野草で、北海道から九州まで、山の中の渓流沿いの湿った岩場に自生しています🪴
水しぶきがかかるような岩の割れ目に、しがみつくように生えている🚿
トウヨシノボリが住んでいるような川のほとりに、咲いているかもしれない植物です🏞️
そして、名前の由来がこれです📚
花びらは5枚あるんですが、下の2枚だけが長く伸びていて、全体が漢字の『大』の字に見える🌸
だから、ダイモンジソウ🤍
……はい、見たまま命名シリーズです(笑)🌸
この連載、最後の最後まで見たまま命名で締めることになりました📚
そして、この記事が出る10月は、ちょうどダイモンジソウの花の季節なんです🌸
花期は9月から11月ごろ✨
ほかの花が少なくなる秋に、白やピンク、赤の小さな『大』の字がたくさん咲く🤍
うちの店でも、秋になると必ず並べる人気者です🏪
しかも園芸品種がものすごく多くて、花の色も形も、八重咲きや、花びらがフリルのようになったものまで、何百という品種があるんですよ🌸
集めだすと止まらなくなる、沼の深い植物でもあります(笑)🤍
それでは、育て方をご紹介します🌱
ダイモンジソウのお世話を、カレンダーにまとめておきます📅

④置き場所:明るい日陰が基本🌤️
ダイモンジソウは、渓流沿いの、木の陰になるような岩場に生えています🌸
だから、強い直射日光が苦手です☀️
春と秋は、午前中だけ日が当たるような半日陰がベスト☀️
夏は、明るい日陰に移してあげてください🌤️
遮光ネットの下や、木の陰、建物の北側などがいいです☀️
特に西日は厳禁です🌤️
夏の西日に当てると、葉っぱがあっという間に茶色く焼けてしまいます☀️
そして、風通しのいい場所を選んでください💨
渓流沿いは、いつも風が通っています💧
空気がよどむ場所だと、蒸れて株が弱ってしまいます🌬️
⑤用土と鉢🪴
土は、水はけがよくて、でも適度に水持ちもいいものがベストです🙌
市販の山野草用の土を使うのが一番かんたんです🪴
🛒 楽天市場で山野草用の土を探す
🪴
自分で配合するなら、鹿沼土の小粒、赤玉土の小粒、軽石の小粒を、だいたい同じくらいずつ混ぜます🧱
鉢は、先ほどお話しした素焼き鉢か、山野草用の鉢がおすすめです🧱
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🧱
浅めの鉢のほうが、蒸れにくくて育てやすいです💨
ただし素焼き鉢は乾きやすいので、次の水やりが大事になります💧
⑥水やり:乾かさないのが最重要🚿
ダイモンジソウは、乾燥に弱い植物です🤍
なにしろ、水しぶきのかかる岩場で育っているんですから💧
土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷり水をやってください🪴
春と秋は1日1回、真夏は朝と夕方の2回が目安です👍
夏の昼間に水をやると、鉢の中がお湯のようになって根が傷むので、昼間は避けてください🌬️
夕方に、葉っぱや鉢のまわりにも水をかけてあげる葉水をすると、渓流沿いのひんやりした空気に近づけてあげられます🏞️
一度カラカラに乾かしてしまうと、葉がしおれて、そのまま回復しないこともあります🚿
とにかく水切れさせない💧
これがダイモンジソウを育てるうえで、いちばん大事なポイントです🌸
⑦肥料🧪
肥料は、春と秋に、薄めた液体肥料を月に2〜3回くらいあげます🌿
真夏と冬は、肥料はお休みです🧪
暑さや寒さで弱っているときに肥料をやると、かえって根を傷めてしまいます🌿
山野草は、もともと栄養の少ない場所で育っているものが多いので、肥料は控えめくらいがちょうどいいです🌱
⑧冬越し:枯れたと思って捨てないで🧣
ダイモンジソウは、冬になると葉っぱが傷んだり、枯れたりして休眠します🤍
ここで、初めて育てた方がよくやってしまう失敗があります🪴
枯れたと思って、捨ててしまうことです🥀
地上の葉っぱがなくなっても、根っこはちゃんと生きています🌱
春になると、また新しい芽が出てきますから、そのまま鉢ごと置いておいてください🌷
冬の間も、土がカラカラに乾かない程度に、ときどき水をやります🚿
寒さには強いので、関西くらいの気候なら、屋外の軒下でそのまま冬越しできます❄️
……うちのお客さんにも、「枯れちゃった」と空っぽの鉢を持ってこられた方がいました😊
春まで待ったら、ちゃんと芽が出てきて、すごく喜んでくれたのを覚えています🌱
植物は、見えないところで生きていることがあるんです🌷
⑨植え替えと増やし方✂️
植え替えは、1〜2年に1回が目安です🪴
時期は、休眠から目覚める前の2月から3月ごろか、花が終わったあとがいいです🌱
株が大きくなっていたら、植え替えのときに手で株分けをして増やすことができます✂️
1つの株に、芽が2〜3個付くように分けてください😊
分けすぎると株が弱るので、欲張らないのがコツです(笑)🪴
⑩気をつけたい虫:ナメクジ😤
ダイモンジソウの一番の天敵は、ナメクジです🌸
湿った場所が好きな植物なので、同じく湿った場所が好きなナメクジが寄ってくるんです🐌
せっかく伸びてきた花芽を、一晩で食べられてしまうこともあります😤
鉢の底の穴から入り込むことも多いので、ここで①の鉢かけが役に立ちます(笑)🧱
割れた素焼き鉢のかけらを底にかぶせておけば、ナメクジの侵入をかなり防げます🪴
それでも出てくる場合は、ナメクジ用の誘引剤を鉢のまわりに置いてください🐌
⑪希少な山野草との付き合い方🌱
最後に、ヤマノカミのところでお話しした希少種の話を、植物でもしておきます🏔️
山野草の中には、自生地で数が減っていて、絶滅が心配されている種類がたくさんあります🛡️
その原因のひとつが、盗掘です🌏
珍しい植物を、山から勝手に掘って持ち帰ってしまう🛡️
絶対にやめてください🌏
山野草は、自生地の環境があるから生きていける植物です🪴
掘って持ち帰っても、ほとんどの場合、家ではうまく育たずに枯れてしまいます🛡️
山野草を楽しみたいときは、必ずお店で、きちんと増やされた株を買ってください🏪
ダイモンジソウは園芸品種がたくさん流通していて、手に入れやすい山野草です🤍
希少な植物を扱っている園芸屋として、ここだけは強くお願いしておきます🍃
ヤマノカミが水族館で大切に守られているように、植物も、ちゃんと守られながら楽しむものなんです🐟
📝 今回のまとめ
というわけで、【道の駅 鹿島】のミニ水族館③でした🐠
今回のポイントを整理します✨
①ウロハゼ……ウロは洞窟、岩の間に隠れる大型のハゼ、でもここの子はまだ普通サイズ🐟
②トサカギンポ……貝からひょこっと顔を出す、縞模様とトサカのおしゃれさん🐓
③トビハゼ……ムツゴロウとそっくり、指一本サイズと縦縞で見分ける、泳ぐのが苦手🐸
④ヤマノカミ……有明海の奥にしかいない幻の魚、この水族館で一番のレアもの🏔️
⑤トウヨシノボリ……淡水のハゼ、鹿島の中木場ダムの清流から来た野生の子🏞️
⑥ヌマチチブ……上皇さまが研究なさったハゼ、割れた植木鉢から顔を出していました🪴
⑦園芸屋の豆知識……割れた素焼き鉢は鉢かけに、清流の山野草ダイモンジソウは10月が花の季節🌱
これで、ミニ水族館編はおしまいです🫧
3回にわたってお付き合いいただき、本当にありがとうございました🙏
振り返ってみると、とんでもない水族館でした🐠
有明海のアイドル、ムツゴロウ🪸
有明海のエイリアン、ワラスボ👽
全身オレンジの看板オコゼ🧡
光合成するタコクラゲ🪼
そして、幻の魚ヤマノカミ🏔️
道の駅の2階に、こんな世界が広がっているとは思いませんでした🚩
しかも、ほとんど全部が、目の前の有明海と、鹿島の川にいる生き物なんです🐚
この土地の自然を、この土地の人が、手作りの説明の紙で紹介している📋
入口でおじいさんが何かを作っていたのも、きっとこの説明の紙だったんだろうな、と今は思います👴
園芸屋として、この水族館の愛情の深さに、心から感動しました💖
道の駅 鹿島に行かれる方は、売店だけでなく、ぜひ別棟の2階にも上がってみてください🏣
絶対に、損はさせません🙏
🔜 次回予告
さて、次回です🛣️
【道の駅 鹿島の売店】をお届けします🚩
ついに、ついに、1階の売店に降りていきます(笑)🏣
水族館で3回も「食べられる」「刺身は絶品」「旬は夏」と言われ続けてきた僕です🗓️
もう、お腹はペコペコです😋
ワラスボは売っているのか🦷
メナダは冬でも手に入るのか🐟
それとも、また「夏に来い」と言われてしまうのか(笑)☀️
水族館で見た生き物たちに、今度は売店で会えるのかどうか🫧
……ちょっとドキドキしながら、お届けしたいと思います🤔
次回も、ぜひお付き合いください➡️
それでは、また次の記事でお会いしましょう🙌
旅する園芸屋二代目しんのすけでした🌱
旅をした時に見かけた植物を園芸屋とゆう目線で楽しく紹介していこうと思います。
「一般的に紹介されている育て方をすると育たない」
とゆう声を聞いてブログを始めました
