"> 愛媛・内子の町並みで感じた、時を超える植物の息吹 - 旅する園芸屋 二代目しんのすけ
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旅先で見つけた植物のこと(ほぼ)

愛媛・内子の町並みで感じた、時を超える植物の息吹

皆さん、こんにちは!旅する園芸屋二代目しんのすけです😁

先日、少しばかり旅に出ておりまして、愛媛県の内子町を訪れました😃重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている、あの美しい古い町並みをぶらりと散策してきたんです🚶‍♂️‍➡️

歩き始めてまず感じたのは、時間の流れがここではとてもゆったりしているな、ということ☺️漆喰の壁、格子戸の家々、そして袖壁の連なりが、まるで絵巻物のように続いていました😌

そんな歴史ある景色の中に、さりげなく、でも確かに息づいている植物たちの姿が、園芸屋の僕の目にはとても印象的でした🤠

河辺に咲く『ヒメツルソバ』淡いピンクに花で訪れる人の心を和ませてくれます😊それ以外にも古民家の庭先にひっそりと咲く季節の花々は、派手さはないけれど、その場の空気に溶け込むように慎ましく彩りを添えていました😙そして、何十年、何百年とそこに立ち続けているであろう大木たちは、まるでこの町の歴史を見守ってきた証人のよう😲その根元には、苔むした石や、ひっそりとした草花が寄り添っていて、時間の経過とともに育まれてきた共存の美しさを感じさせてくれました😌

特に心惹かれたのは、建物と植物が一体となっている風景です☺️古い木造家屋の軒下から伸びる蔓性の植物や、石垣の隙間から顔を出す小さな草花🌸それらは、人の手によって意図的に植えられたものもあれば、自然にそこに根を下ろしたものもあるでしょう🤭しかし、どちらもこの町並みの一部として、完璧に調和しているんです☺️

現代の都市では、ともすれば画一的になりがちな植栽ですが、内子では一つ一つの植物が、その場所の歴史や文化を物語っているように感じました🤗それは、この土地で暮らす人々が、自然とともに生きることを大切にしてきた証なのかな、と🤔

僕たち園芸屋が扱う植物も、ただ美しいだけではなく、その場所に根を下ろし、その場所の時間を紡いでいく力を持っています🤠内子の町並みを歩きながら、改めてそのことを強く感じさせられました🥸

次に向かったのは、この内子の象徴とも言える「内子座」でした😄

古い町並みから内子座へは、決して遠くない道のりなのですが、その道中もまた、内子らしい風情に満ちていました😉特に印象的だったのは、この写真のような小川のせせらぎです😀

内子の町並みを流れる小川😌水辺の植物が涼しげな景観を作り出していました😚

透明度の高い水が、石積みの護岸を軽やかに流れていく🙂‍↕️その音は、都会の喧騒を忘れさせてくれる、心地よいBGMのようでした👂水辺には、名前も知らない小さな草花が、まるでこの場所が自分たちの庭であるかのように、いきいきと咲き誇っていました🤗しっとりとした苔むした石や、岸辺に生い茂る木々の緑が、水面に映り込み、一層その美しさを際立たせています🤩

園芸屋として、やはり目を奪われるのは、そんな自然が織りなす景観です🤠人の手が加わりすぎず、かといって荒れ放題でもない、絶妙なバランスで保たれている自然の美しさ🥰それは、この内子という町が、いかに自然とともに歩んできたかを物語っているようでした😊

小川沿いを歩き、橋を渡り、少しずつ内子座が近づいてくるにつれて、道の両側に植えられた木々も、その葉を一層深く、鮮やかな緑に見せてくれました😶新緑の季節だったこともあり、光が差し込むと、まるで宝石のように輝いて見えたんです🤩

そして、いよいよ目に飛び込んできたのが、堂々たる佇まいの内子座です😳木造の重厚な造り、瓦屋根の曲線美😃明治時代に建てられたとは思えないほど、その姿は現代にも通じる力強さと美しさを兼ね備えています☺️

改装工事中で中に入る事は出来ませんでしたが、外の看板に舞台や客席、そして花道に至るまで、当時の面影をそのままに残していて、「まるでタイムスリップしたような空間が広がっているんだろうな」と思いました🥸ここで、かつて多くの人々が歌舞伎や演劇に熱狂し、笑い、涙したのかと思うと、胸が熱くなりました😄

内子の町並みから内子座への道は、ただの移動ではありませんでした😌それは、歴史の息吹を感じながら、自然の美しさに触れる、贅沢な散策路でした😚植物たちは、静かに、しかし確かに、この町の歴史を見つめ、そして未来へと繋いでいる😉そんなことを改めて感じさせてくれた、内子での一日でした🥸

皆さんも、内子を訪れる機会があれば、ぜひ内子座まで足を延ばしてみてください😄きっと、僕と同じように、この町の持つ奥深い魅力に心打たれるはずですよ😆

内子の路地裏で発見!可憐なピンクの絨毯『ヒメツルソバ』を育ててみよう!

今回は、ヒメツルソバの育て方について、皆さんに分かりやすくご紹介したいと思います🤠!

ヒメツルソバってどんな植物?

ヒメツルソバ(Polygonum capitatum)は、タデ科イヌタデ属の多年草で、ヒマラヤ原産⛰️春から秋にかけて、金平糖のような可愛らしいピンク色の小花が集まって咲き、その姿から「ポリゴナム」という名前で流通することも多いです🤠

地面を這うように広がる性質があり、グランドカバーとして大活躍してくれます😊そして、何と言っても丈夫!手入れが楽なので、ガーデニング初心者さんにもおすすめです🤠

ヒメツルソバを育てるポイント!

では、さっそく育て方を見ていきましょう👇

1. 植え付け場所:日なた~半日陰がおすすめ!

ヒメツルソバは、日当たりが良い場所から半日陰まで、比較的広い範囲で育ってくれます🤠

  • 日なたで育てると、花つきが良くなり、株も密に育ちます☀️
  • 半日陰でも育ちますが、日なたに比べると花つきは控えめになることがあります⛅️

内子で見つけた場所も、日当たりと日陰が混じり合うような場所でした🌤️どちらかというと、少し日陰になるような場所の方が、葉の色が鮮やかで、より可憐に見えるかもしれませんね🤠

2. 用土:水はけの良い土が大事!

特別に土質を選ぶことはありませんが、水はけの良い土を好みます🤠市販の草花用培養土で問題なく育ちます✊もし庭植えにする場合は、腐葉土などを混ぜて、水はけと通気性を良くしてあげると良いでしょう🤠

3. 水やり:乾燥に強いけれど、水切れには注意!

一度根付いてしまえば、多少の乾燥には耐えられます🤠庭植えの場合は、基本的に雨水だけで十分です🌧️鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください🚿ただし、水のやりすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう🤠特に、真夏の高温期は朝晩の涼しい時間帯に水やりをすると良いですよ🤠

4. 肥料:基本的に不要!

肥料はほとんど必要ありません🤠やせ地でも育つほど丈夫なので、むしろ与えすぎると株が徒長して、花つきが悪くなることもあります🥀もし心配なら、春か秋に少量の緩効性肥料を施す程度で十分です🤠

5. 冬越し:寒さに強いけど、霜には注意!

ヒメツルソバは耐寒性があり、暖地では屋外で冬越しできます🏠暖地では特に防寒対策なしで冬を越します🤠ただ、強い霜が降りる地域では、地上部が枯れてしまうこともありますが、春になるとまた芽吹いてきます🌱心配な場合は、敷き藁や腐葉土でマルチングしてあげると安心です🤠

6. 増やし方:挿し木や株分けで簡単!

ヒメツルソバは、とても簡単に増やすことができます🤠

  • 挿し木(さしき):茎を数節分切り取り、土に挿しておけば、簡単に根付きます✂️
  • 株分け(かぶわけ):大きくなった株を掘り上げて、手で株を分けることもできます🤠

グランドカバーとして広げたい場合は、挿し木でどんどん増やしていくのがおすすめです🤠

ヒメツルソバと楽しむガーデニングライフ

内子の町並みで見たように、ヒメツルソバは石垣やレンガの隙間から顔を出すと、その場の雰囲気をグッと引き立ててくれます🤠

  • グランドカバーとして:地面を覆ってくれるので、雑草対策にもなります🤠
  • ロックガーデンに:石の間に植えれば、ナチュラルで可愛らしい空間を演出できます🤠
  • ハンギング鉢植えに:垂れ下がる姿も可愛らしいので、立体的な飾り方も楽しめます🤠

ぜひ、皆さんも内子の町並みで見たような、可憐なピンクの絨毯を、ご自宅で再現してみてはいかがでしょうか🤔?手軽に育てられて、秋には美しい花を咲かせてくれるヒメツルソバは、きっとあなたのガーデニングライフを豊かにしてくれるはずです。🤠

それでは、また次の植物探しの旅でお会いしましょう!

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旅する園芸屋 二代目しんのすけ
旅先で見つけた植物の育て方を紹介
園芸屋目線で紹介するしんのすけ

旅をした時に見かけた植物を園芸屋とゆう目線で楽しく紹介していこうと思います。

「一般的に紹介されている育て方をすると育たない」

とゆう声を聞いてブログを始めました